先日、公式LINEで以下のメッセージをお伝えしました。

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日々の外来診療で常々思うことがあります。それは、

「個別性の高い日常に密着した医療」を掲げているにも関わらず、みなさんとお話しする時間がとにかく短いということです。

 

医療を必要としているこどもの数に対して医師一人なので、どうしても一人当たりに使える時間が限られてしまうのですが、これは頭の痛い悩みです。

 

そこで、もっと皆さんが普段抱えている悩みや疑問にゆっくりと向き合うためのコンテンツの一つとして、質問・おたよりのコーナーを新設いたしました。

 

これで十分とは思いませんが、「ちょっと聞いてみたい」「受診するほどでもないけど悩んでる」といった声に少しでも応えていけたらと思います。

お子さん自身からのご質問も大歓迎です‼

 

いただいたご質問には、HPやYoutubeを通じて回答予定です。少し時間がかかりますが、ご質問には必ずお答えいたしますので、どうぞお気軽に送ってください。

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上記のコンセプトのもと、Youtubeをはじめました。

 

初回の告知から、予想を上回る数のご質問をいただいており、お答えするまでにかなりお時間をいただきそうですが、夜な夜な診療後の待合室を使って撮影を行っています。

でき次第順次アップしていきますのでどうぞお楽しみに！

 

なぜYoutubeという媒体を使ったかというと、なるべく診察室で質問しているような感覚で聞けるコンテンツにしたかったというのがあります。

 

喋りも素人だし、顔面もただのもじゃもじゃのおじさんだし、内容的にもまあググればどっかで拾える情報ではあります。

 

ただ、これだけ玉石混交の情報過多社会において、デマや陰謀論、疑似化学に騙されないためにも、「信頼のおける人が発言している」ということが非常に重要なのではないかと思うのです。

 

その信頼は、肩書きとか権威とかではなく、「普段通っていて顔を合わせているかかりつけの先生」っていうのが大事だと思うんです。

 

たとえば、最近僕が通っている美容室の美容師さんは、僕の髪の毛のコンディションに合わせてパーマ液の調合を変えてくれたり、髪のケアについて教えてくれます。でも、僕はその調合やケアの科学的な妥当性を知らないし、自分で調べる術もありません。それでも「まあ、この美容師さんが言うんだから間違いはないんだろう」と素直に思えます。

 

自分のやるYoutubeも、そんな風に、様々な情報におぼれて不安な人が、「あいつの意見をちょっと聞いてみたいね」と思えるような存在でありたいです。

 

そういう意味では、このブログと同じように、かかりつけの患者さんが対象の企画といえます。