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3歳になったら弱視検査を受けましょう

当院の方針

・3歳児の弱視検査を推奨します。検査は毎月第4火曜日16時から無料で行っております。ご予約はお電話でのみ承っております。大和市在住の方は3歳半健診で検査がありますので、個別検査は不要です。

・8か月健診、1歳半健診の際にも、弱視検査を行います。(ただしこれだけでは不十分なこともあります)

弱視とは?

・「視力の発達が障害されて起きた低視力」のことを言います。ただの近眼と違い、目に映ったものを認識する能力の低下であり、眼鏡をかけても十分な視力が得られないことがあります。

・この「視力の発達」は3歳頃までに急激に進み大人と同等まで発達するといわれています。10歳を過ぎると治療に反応しにくくなるため、問題の早期発見、早期治療が重要です。4歳以下で治療が開始できれば95%の弱視は改善できるといわれています。

両目で正しく見ることで視力は発達する

・では視力の発達を障害する要因とはなんでしょうか。たとえば屈折異常(遠視、近視、乱視)斜視などがあげられます。目に物が正しく映らなければ、脳は正しく認識できず、視力の発達は阻害されます。

・しかしこれらの異常はよほど重度でない限り、日常生活の中では気づきにくいものです。本人が「見えにくい」と言えるようになる頃にはすでに治療時期を逸してしまっているからです。

早期発見のための検査

・当院ではSpot Vision Screenerという検査機器を採用しています。

・カメラのような機器で眼を撮影することで、弱視の原因となりうる屈折異常や斜視が自動で検出できます。そのため、本人が「みえる、みえない」など自己申告できなくても検査をすることができます。

検査の方法

・部屋を薄暗くした状態で、前向き抱っこして椅子に座り、写真撮影するように機器を向けカメラ目線していただくと、スムーズにいけば5秒くらいで終わる簡単な検査です。

・当院では8か月健診、1歳半健診でSpot Vision Screenerによる検査を行っております。ただし機器の限界で、この年齢で検出できる異常は限られています。できれば、3歳時点でも検査をすることが望ましいです。

・AAP(米国小児科学会:American Academy of Pediatrics)では3歳から5歳のお子さんには、通常の視力検査に加え、機器を使用した他覚的検査が有用であるとしています。

・3歳になったらぜひ一度検査をご検討ください。毎月第4火曜日16時に実施しておりますので、ご希望の方は、当院にお電話いただき、「目の検査を受けたい」と言っていただければご案内いたします。

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