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インフルエンザにかかった後でも予防接種すべきか?

[2023.09.29]

いよいよ来週から当院でもインフルエンザワクチンの接種がはじまります。
予約取れなかった方、ごめんなさい。納入見込みがたつと少し予約枠が増えます。
その際は、公式LINEでお知らせしますので、よければご登録ください。

 

さて今年は異例の事態が起きています。

 

それは、予防接種する前からインフルエンザが流行っとる!! ってことです!!
神奈川県衛生研究所のデータを見ても、こんなことは過去10年以上なかったことです。

 

で、予約を取れたはいいけれど、インフルエンザにかかってしまいました。予防接種は受けた方がいいですか? という質問をしばしばいただきます。

 

結論から言えば、受けた方が良い、と思います。

 

ワクチンには4種類のインフルエンザ株に対応できるように抗原が含まれております。1つにかかっても、残り3つにまたかかる可能性があるため、これらに対して予防効果が期待できるのです。
東京都では4つのうちの3つの系統の株が検出されているようなので、1回かかったらもう安心、というわけでもなさそうです。

 

感染したインフルエンザ株に対する抗体はワクチンを打たずともつくので、なんとなくお得感は薄れますが、それでもメリットデメリットを天秤にかけると、接種のメリットが勝るように思います。
もともと打つと決めていた人が、インフルエンザにかかったので接種をとりやめる、という必要はないと思います。

 

ちなみに、インフルエンザにかかった後、どれくらいの期間をあければ接種可能でしょうか?

麻疹などと違って、罹患後免疫能が一時的に落ちるということはなく、また生ワクチンのように感染ウイルスと干渉して効果が薄れるということがないため、体調さえ元気になれば接種可能です。(目安として1~2週間と言われています)

 

参考にしていただければと思います!
では、極力痛くない接種を心がけますので、来週からよろしくお願いします!

 

インフルエンザに限らず、予約した日に体調がいまいち、という方はこちらの解説もぜひどうぞ!

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